当ブログでは以前から「トランプ大統領には期待しないほうがいいかもしれない」と書いております。今のところほぼ予想どおりの状況です。おかげさまで連勝はしてませんが、トータルプラスで、短期の売りが想定を超える儲けで貢献しております。
また以前からご忠告申し上げておりますが、バブル崩壊が始まったかもしれません。「下がっても、また上がるからから買って大丈夫だ。とくにアメリカはナンバーワンだし、米国株なら買っておいて間違いない。」などと量的緩和中毒の勢いで何も考えずに買うと、今より先はマズイことになるかもしれません。結局バブル崩壊が加速し、持ち株が半値以下になった後に、「あの時決済しておけばよかった。」などと後悔することになるかもしれません。塩漬けにならないことを祈っております。
ちなみに、私はアメリカそのものの崩壊が始まったというか、とっくに始まっているのではないだろうかと考えております。本当にアメリカ自体が強ければ、アメリカはQEをズルズルと続ける必要はなかったはずだからです。続けないとアメリカ自体がもたないから、QEというドーピングをし続けたのでしょう。そこに新型コロナが直撃し、さらにQEを拡大せざるを得なくなりました。その結果、アメリカのCPIが2ケタ近くにまで加速するという事態に陥り、インフレ抑制のためにFRBは急ピッチで利上げせざるを得なくなりました。「今さえよくなればいいんだ。」という考えで、借金を増やすだけ増やして、返済を将来に先送りして、果たしていいことが続くでしょうか。私は続かないだろうかと思います。金利負担を減らし、将来の向上を目指し、借金は早く返済するに越したことはないと思いますがいかがでしょうか。これから化けの皮がはがれていくことでしょう。今のところ米国株を買う予定は私にはありません。これからバブルが崩壊し、将来有望であろう株が、米国にかかわらず、二束三文で買えるなら先々買うかもしれません。
さて、また前置きが長くなってしまい申し訳ありません。本題に入りましょう。
まず株価指数先物です。前回からほぼ予想どおりですが、S&P500は底割れ後、6000ポイントに戻ることなく、直近の底が抵抗となり、5500ポイント近くまで下落してしまいました。短期的には5500ポイント割らないと底入れしないだろうと予想しております。その後反発して戻り、再度戻りを叩かれて、上下しながら、時間をかけて5000ポイントまで下がるだろうと予想しております。
次に日経225先物です。こちらも前回からほぼ予想どおりで下落してますが、短期的には35000円を割らないと底入れしないだろうと予想しております。その後反発して戻り、再度戻りを叩かれて、上下しながら、時間をかけて30000円まで下がるだろうと予想しております。
ちなみに、両方とも長期的には下落を予想しております。
最後に債券です。前回記事で申し上げていたとおり、米国債ETFは全て売却しました。それに伴い為替ヘッジも解消しました。トランプ大統領の政策では、悪い金利急騰を招く恐れがあり、アメリカに融資し続けることはできないと判断したからです。トータルでプラスの間に決済できてよかったです。
前回から急旋回で申し訳ないですが、今のところは米国債は避けた方が無難かもしれません。私は短期メインですから、元本を守るために、急旋回はよくあります。ただし、短期か長期にかかわらず、元本を守るために、決断は早いほうがいいかもしれません。
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