夢や期待はどうでもいい

たとえば、ビットコインが１００万ドルになる、日経平均が１０万円になるなど、いろいろな宝くじのような夢を耳にします。今ご覧になっている方々の中にも何らかの銘柄に期待され、夢を見ていらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、トレーダーである私にとっては、そのような夢や期待はどうでもいいですし、不要です。

なぜなら私にとっては、夢や期待という理想よりも、今という現実が大事だからです。チャートという現実を見据え、毎日考え、決断を下しています。達成できるかどうかわからない夢を見るよりも、トレーダーとして生き残り続けるためにそうしています。

ですから、大変恐縮ではございますが、いくら期待したところで、今が大損なら間違いではないでしょうか。すでに達成不可能であろう夢に期待し、我慢し保有し続けるよりも、さっさと損切りして、他の有望であろう銘柄に乗り換えたほうがいいかもしれません。失礼を承知で申し上げましたが、もしお怒りなら申し訳ありません。

ちなみに長期投資なら関係ないだろうという方がいらっしゃるかもしれませんが、タイミングを間違えれば、大損で終わりになるでしょう。また、投資している会社が破産したら、紙くずになるだけでしょう。長期投資でも撤収ラインは定めておくべきではないでしょうか。

最後に厳しいことを申し上げますが、「来年に～円になっているはずだ。」などという期待をするよりも、現実を見据え、ルールに従って、しっかりとリスク管理を行い、厳格かつ冷徹にトレードされたほうがよろしいかもしれません。

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